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藤浪、剛球&超遅球で爆笑パフォーマンスも中田に「殺されるかと…」

連続の“ブラッシュボール”に阪神・藤浪(左)に向かっていこうとする日本ハム・中田を中日・谷繁が止める(撮影・飯室逸平)
 【2013年7月21日付デイリースポーツオンライン掲載】
 「オールスター・第2戦、全セ‐全パ」(20日、神宮)
 阪神の黄金ルーキー・藤浪と、日本ハムの主砲・中田が大受けのパフォーマンスをみせた。
 全セの4番手でマウンドに上がると、いきなりソフトバンク・長谷川に左前打を浴びた。しかし内川を遊ゴロ併殺に仕留め2死。ここで大阪桐蔭の大先輩と対戦した。
 初球、軽いフォームから投げたのはDeNA・三浦ばりの超スローボール。だが、中田の背中越しに抜ける大暴投。2球目も全く同じボールでスタンドは騒然となり、打席の中田がマウンドに向かいかけた。
 慌てて捕手・谷繁が止めに入ったが、止める谷繁も止められた中田も笑っていた。藤浪も笑みを浮かべたが、その後は真剣勝負。カウント3‐2からこん身の速球で空振り三振。中田もフルスイングで応えた。
 対戦を終えた中田は「1球目は把握していたんですが、2球目があるとはちょっとイラッとしちゃいました(笑)。完璧に西岡さん命令です」とニヤリ。藤浪も「2球目は(捕手)谷繁さんのサプライズです。『もう1球行け』と…」と裏話を明かし、中田がマウンドに向かいかけた時は「殺されるかと思いました…」と苦笑いを浮かべていた。

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