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 鹿屋体大、学生監督代行指揮で逃げ切り勝ち

 ベンチから立ち上がり指示を出す鹿屋体大の井上=大阪府立体育会館(撮影・山口 登)

 「西日本学生バスケット・女子準決勝、鹿屋体大81‐75環太平洋大」(4日、大阪府立体育館)

 男女ともに準決勝が行われた。女子は鹿屋体大が環太平洋大に81‐75で競り勝った。清水信行監督が体調不良で不在の中、選手兼任で監督代行を務めるWリーグ出身の井上望(25)=3年=がチームをけん引。3大会ぶりの優勝へ、決勝では3連覇を目指す大阪人間科学大と対戦する。男子は2連覇中の天理大とノーシードの京産大が決勝に進んだ。5日は大阪府立体育会館で、男女の決勝と3位決定戦が行われる。

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 環太平洋大の猛攻を受け、最大13点あった鹿屋体大のリードは、第4Q残り5分で1点差に縮まった。「落ち着こう」「大丈夫だよ」「自信を持って」‐。井上望が監督として、チームメートとして、浮足立つ選手をベンチから鼓舞した。

 「内心ドキドキでしたけど、ベンチが慌てちゃダメだと思って」。清水監督が体調不良のため、4月からプレーイングマネジャーとなった。「コートの中で好き勝手にプレーする方が楽。頭働かせるのは苦手」と話すが、的確な指示でリードを守り抜き、チームを4年ぶりの決勝戦へ導いた。

 香川・英明高卒業後にWリーグ入りし、日本航空とアイシンAWで3年間プレー。その後、英明高で監督を務める父・晃さんの「後を継ぎたい」と、妹・愛(4年)がいる鹿屋体大入学を決めた。唐突に“監督就任”という夢が実現。父に助言を受けながら、指導者として着実に成長している。

 プレーヤーとしては第2Qに約5分間出場し、「出た時はみんなのケツをたたく感じ」と笑顔。決勝戦でもベンチで、コートで、存分にタクトを振るう。

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