豊昇龍が大の里との秋場所優勝決定戦を振り返る、右手人さし指脱臼していた

 「貴景勝引退湊川襲名披露大相撲」(4日、両国国技館)

 横綱豊昇龍は断髪式でハサミを入れた。湊川親方に「何度も対戦して、ライバルだと思っていた。これからの人生も頑張ってほしい」とエールを送った。貴景勝とは通算3勝8敗だった。

 また、優勝決定戦で大の里に敗れた秋場所の千秋楽後は取材に応じなかった豊昇龍。もろ手突きから一方的に押し出した本割を振り返り、「人さし指を脱臼したまま2番目を取った。これを言うと言い訳になってしまうけれど」と明かし、右手人さし指を負傷していたことを明かした。それ以上は口を開かなかったが、悔しそうな表情は、九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)でのリベンジを誓っているようだった。

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