昨年の学生横綱・川副圭太が宮城野部屋入門会見 宮城野親方「『小さい白鵬』を見ているような」

 入門会見で宮城野親方(右)と握手する川副
 入門会見で宮城野親方(右)に期待をかけられる川副
 宮城野部屋に入門し、ガッツポーズで飛躍を誓う川副
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 昨年の学生横綱で日大出身の川副(かわぞえ)圭太(23)が22日、都内の宮城野部屋で入門会見に臨んだ。7月に部屋を継承した元横綱白鵬の宮城野親方(37)にとって、師匠になって初めて迎える弟子となる。

 川副は165センチ、110キロの小兵で、熊本県宇土市出身。宮城野親方が主催する少年相撲大会「白鵬杯」で中3時に優勝、小学生の頃には熊本で土俵入りを披露した同親方と相撲を取ったことがあるといい「横綱のもとでやっていきたいという気持ちもあり、小兵で活躍されている石浦関や炎鵬関の姿を見て、ここなら強くなれると思った」と入門理由を説明した。

 宮城野親方は「宮城野部屋を選んでくれたというのは、自分のラブレターがしっかり届いたんじゃないかな」と笑顔。体格を感じさせない強さに「『小さい白鵬』を見ているような。相撲がうまいし、バネもある。見ていて楽しい。大事に育てて、相撲ファンにも新しいスターを見せたい」と大きな期待を口にした。

 川副は秋場所(9月11日初日・両国国技館)の新弟子検査を受検し、幕下15枚目格付け出しでデビューする見込み。「大相撲の世界に入ったからには一番上を目指したい。横綱になりたい」と目標を掲げた。師匠からの「1年で三役」という最速設定のハッパには「やるしかないですね」と苦笑しつつ「でも、それぐらいの気持ちで入ったので。9月場所で全勝優勝する気持ちで、そして関取に上がっても2場所で十両を突破するような気持ちでやります」と力強く誓った。

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