西川改め豪ノ山 所要8場所で新十両「同級生に負けたくなかった」

 新十両昇進が決まった豪ノ山(日本相撲協会提供)
 新十両昇進が決まった豪ノ山(左)と武隈親方(日本相撲協会提供)
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 日本相撲協会は25日、名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、西川改め豪ノ山(24)=武隈=、千代栄(31)=九重=、欧勝馬(25)=鳴戸=の新十両昇進を決めた。

 都内の部屋でリモート会見に臨んだ豪ノ山は「ホッとしています。上がれてよかった」と心境を語った。

 中大4年時に全国学生選手権で準優勝して境川部屋に入門し、昨年春場所、三段目100枚目格付け出しで初土俵。今年の初場所では幕下優勝を果たした。2月に武隈親方(元大関豪栄道)の独立に伴い、武隈部屋に移籍した。

 所要8場所での新十両昇進。同時に昇進した欧勝馬らの名前を挙げ「同級生、同世代に負けたくなかった。なるべく早く上がりたいと思っていた」とライバル心を明かした。

 武隈部屋として初の関取となった。武隈親方は「部屋の若い子を引っ張ってくれる存在になってほしい」と期待。「本来は押し相撲で、まわしも取れるというのは強み。一番勝てる形を探してあげたい」とまだまだ伸びしろも十分にあるとした。

 しこ名の意味は「強い山」。本名の登輝につなげれば「強い山に登って輝く」となり、師匠が「ゲンのいい名前かな」と提案。豪ノ山も「字面を見てもカッコいいし、意味もいい」と話し「強い意志を持って来場所から勝ち越せるように頑張りたい」と意気込んだ。

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