東大力士・須山が前相撲で2連勝「落ち着いて攻められた」

 前相撲で若大根原(左)を破った須山(撮影・堀内翔)
 須山(左)が若大根原を攻める(撮影・堀内翔)
 前相撲で若大根原(左)を破った須山(撮影・堀内翔)
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 「大相撲夏場所・4日目」(11日、両国国技館)

 前相撲が行われ、東大から初の力士になった須山(24)=木瀬=が2連勝を飾った。若大根原(西岩)に右上手を引かれたが、左を差して前に出て寄り切り。「強く当たろうと思っていた。落ち着いて攻められた」とうなずき、2回目の土俵には「昨日と変わらず落ち着いてできた」と冷静に語った。

 史上5人目の国公立大学からの力士として初土俵はメディアに大々的に取り上げられた。周囲からの反響も多かったと明かし「おめでとうとか、いろいろ頂いた。(励みに)なります」と感謝した。大学4年生で卒業論文も控える。「(テーマは)まだ決まっていない。これから決めようと思っています」と話した須山。二足のわらじを履いて挑戦を続ける。

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