玉ノ井部屋入門の今関 小兵でも活躍“令和の鷲羽山”目指す

 入門会見で玉ノ井親方(左)と握手する今関
 入門会見で玉ノ井親方(左)と握手する今関
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 日体大を3月に卒業して大相撲の玉ノ井部屋に入門する今関俊介(22)が12日、玉ノ井親方(元大関栃東)と都内の同大キャンパスで会見した。

 172センチ、100キロの小兵ながら、昨年の全国学生相撲選手権では副将として団体戦優勝に貢献。「突っ張って、相手をかき回して中に入って技を決めるのが持ち味。1年で関取に上がって2年で幕内に定着したい」と抱負を語った。

 目標の力士に挙げたのは、玉ノ井親方と、素早い動きと多彩な技で昭和の土俵を沸かせた小兵の元関脇鷲羽山。大の相撲ファンである父・勝彦さんが所有する名力士たちのビデオを小学校から見て育ったという今関は「すごい相撲だった。超えるような相撲を取りたい」と“令和の鷲羽山”を目指すことを誓った。

 豊昇龍、琴勝峰、王鵬と同学年で対戦経験がある。東京都中央区出身で、王鵬とは小学校時代にわんぱく相撲大会の同地区で毎年対戦。「プロの世界でも対戦したい」と、先を行く同級生たちとの再戦を思い描いた。

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