春場所担当部長の高島親方「三役陣が充実」で混戦予想「誰にでも優勝のチャンスある」
「大相撲春場所」(13日初日、エディオンアリーナ大阪)
初日を前に、安全を祈願する土俵祭りが12日、行われた。
コロナ禍の中、有観客では3年ぶりの大阪開催。春場所担当部長の高島親方(元関脇高望山)は、感染予防対策の徹底を強調したうえで「力士がしっかりした相撲内容でお客さんに感動してもらえたら。お客さんが入った中で相撲を取るのと入らないで取るのとでは、力士のモチベーションも全く違うと思う」と期待を込めた。
優勝のゆくえについては「三役陣が充実している」と新関脇の若隆景と阿炎、新小結豊昇龍らの存在に言及。「照ノ富士も体調が戻ってない。誰にでも優勝のチャンスはあると思う。とにかく前半次第」と混戦を予想した。