近大・神崎大河が武隈部屋入門会見 交流が深い阪神・佐藤輝のように「スケール大きな力士に」

 昨年12月の全日本相撲選手権で準優勝した神崎大河(近大4年)が2日、大相撲の武隈部屋へ入門することを発表し、師匠となる武隈親方(元大関豪栄道)とともに近大(東大阪市)で会見した。

 同大の1学年上のスター、阪神・佐藤輝明内野手は学生時代から食事に連れていってもらうなど交流が深い。「佐藤選手のようにスケールが大きく、誰からも応援されるそういう力士になりたい思いはある」と、目標は佐藤のような“輝”く男になることだ。

 競技は違えど、1年目から活躍した先輩からは多くを学んだ。「佐藤選手はどんな時でも野球を楽しむという心の軸がしっかりしているという話を聞いた。そういうところをプロに行っても大切にしたい」とうなずいた。

 前日から佐藤はキャンプイン。会見を前に連絡を取った。「『入門会見で佐藤選手のことを聞かれたら目標にしていますと答えていいですか?』と聞いたら『いいよ』と言ってくれた。もし見ていたらまた連絡が来ると思います」と笑わせた。

 武隈親方は前日付で独立し、有望な新弟子をいきなり獲得。約2年前から知人を介し紹介され、身長190センチ、体重155キロの恵まれた体格で強烈な突き押しを武器にする神崎に惚れ込んだ。

 「自分の時代なら突き押しで強かった人は千代大海関(九重親方)。そういう相撲を、タイプは違うけど、そういう存在になってほしい」と期待。自身が届かなかった横綱へと育成する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス