「大相撲初場所・３日目」（１１日、両国国技館）

　新弟子らによる前相撲が始まり、茨城・東洋大牛久高３年で関東高校大会個人無差別級王者の花房（１８）＝本名・花房海、二所ノ関＝は、薩摩翔（追手風）を押し出した。

　学生相撲出身者を相手に、強烈なハズ押しで一気の電車道。「自分らしい相撲を取ることができた。よかったです」と満足げに振り返った。師匠の二所ノ関親方（元横綱稀勢の里）からは「緊張せずに攻め込んでいけ」と声を掛けられたといい「ハズ押しとかいろいろ教えてもらっています」と、師匠直伝の攻めでデビューを飾った。