大相撲・宇良は黒星発進 同期との対決に「さらに実力差を感じた」と脱帽
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「大相撲初場所・初日」(9日、両国国技館)
東前頭2枚目、人気業師の宇良(29)=木瀬=が同期の関脇御嶽海(29)=出羽海=に押し出され完敗した。真っすぐ攻め込まれ、ハズで押されて、何もできず土俵を割った。
2度の手術を乗り越え昨年は再入幕。復活ロードを歩み、自己最高位を更新した。同期の出世頭と4年半ぶり再戦となったが、雪辱はならなかった。
「なんかさらに実力差を感じた。元々、実力差があったのにすごい差を感じた。これが相撲なんだと。基本ってすごいなと感じた。逆にいいスタートが切れた」と脱帽した。
上位総当たりの厳しい場所を覚悟。「向上心を持って頑張りたい」と力を込めた。