体操の米倉英信、五輪切符争った内村航平と「今度は一緒に演技できる」世界体操へ気合

 体操の世界選手権(18日開幕、北九州市)に出場する選手が1日、オンラインで報道陣の取材に応じた。跳馬のスペシャリストの米倉英信(24)=徳州会=は「金メダルを目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 東京五輪選考では、1枚の五輪切符を懸けて内村航平(ジョイカル)と争い、敗れた。五輪後は内村と直接話す機会があり、「試合の状況とか、どんな雰囲気でしたかとか、そういうことを聞きました。出た人にしか分からない雰囲気もあるでしょうし、目指していた身として聞いてみたかった」と、改めて夢舞台について尋ねたという。

 五輪出場は逃したが、世界選手権はともに代表入り。「航平さんと今度は一緒に演技できる。僕が最初に跳馬で金メダルをとって、(鉄棒の)航平さんにいい流れでつなげたい」と気合を入れた。

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