照ノ富士、一瞬ヒヤリも中日勝ち越し 正代敗れ3敗 貴景勝は4勝目

 玉鷲(右)を寄り切りで下した照ノ富士(撮影・開出牧)
 土俵際で玉鷲(手前)ののど輪に耐える照ノ富士(撮影・開出牧)
 大栄翔(左)をはたき込みで下した貴景勝(撮影・開出牧)
3枚

 「大相撲秋場所・8日目」(19日、両国国技館)

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は東前頭4枚目の玉鷲(片男波)と対戦。全勝で中日勝ち越しを決めた。

 立ち合いで前に出たが、相手の強烈なのど輪で体勢逆転。押し込まれて土俵際で弓なりになるヒヤリとする場面もあった。そこから耐えて逆襲、最後は寄り切った。

 9日目は西前頭4枚目の大栄翔(追手風)と対戦する。

 大関正代(時津風)は西前頭3枚目の琴ノ若(佐渡ケ嶽)に敗れて3敗目。立ち合い左を指して前に出たが、土俵際、攻めきれず上手投げに屈した。9日目は千代翔馬(九重)と対戦する。

 かど番の貴景勝(常盤山)は大栄翔を下して4勝4敗とした。立ち合い頭で当たって前へ。土俵際まで押し込んで、タイミングよくはたき込んだ。9日目は小結高安(田子ノ浦)と対戦する。

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