大鵬の孫・王鵬、高校の同級生の琴勝峰下し3勝目「先に幕内に上がられて悔しかった」

 琴勝峰(右)を押し倒しで破る王鵬(撮影・高石航平)
 琴勝峰(左)を押し倒しで下した王鵬(撮影・伊藤笙子)
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 「大相撲秋場所・7日目」(18日、両国国技館)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫・十両王鵬(21)=大嶽=が埼玉栄高の同級生、琴勝峰(22)=佐渡ケ嶽=を押し倒し、3勝目(4敗)を挙げた。

 立ち合い、右四つで組み押し込まれたが冷静。右差しを抜き、左に回っておっつけながら、相手を崩した。

 「立ち合いで持っていく相撲が取れれば良かったけど体が動いて勝てて良かった」と、ニッコリ。

 ライバルには2018年、三段目で2度対戦し2連敗していた。出世争いでも先を越されただけに関取初対戦で雪辱した。「先に幕内に上がられて悔しかったので、まず勝たないとと思っていた」と、胸を張った。

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