かど番の大関貴景勝が4敗目 新横綱照ノ富士は若隆景を極め出し、無敗守り単独トップ

 玉鷲(左)に押し出しで敗れ、4敗目を喫した貴景勝(撮影・伊藤笙子)
 玉鷲に押し出しで敗れ、4敗目を喫した貴景勝(撮影・伊藤笙子)
 玉鷲(右)に押し出しで敗れた貴景勝(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲秋場所・6日目」(17日、両国国技館)

 新横綱の照ノ富士(伊勢ケ浜)は若隆景(荒汐)を下し、初日からの無敗を守った。平幕の千代の国(九重)が敗れたため、幕内の無敗は照ノ富士1人になった。

 体格では照ノ富士が圧倒的な有利な中、若隆景に正面から当たられた。相手にもろ差しを許したものの、照ノ富士も両腕をきめて前に出る。振り回しながら攻め、極め出した。

 大関は、かど番の貴景勝(常盤山)が玉鷲(片男波)に押し出され4敗目を喫した。正代(時津風)も霧馬山(陸奥)に一方的に敗れて2敗目を喫した。霧馬山は今場所2大関を撃破し、1敗を守った。

 関脇御嶽海(出羽海)は立ち合い一気に前に出て、琴ノ若(佐渡ケ嶽)を押し出して1敗を守った。関脇明生(立浪)は大栄翔(追手風)に敗れて4敗目。

 小結高安(田子ノ浦)は小結逸ノ城(湊)を突き落として2勝目。前日は不戦勝だったため、相撲をとっての白星は今場所初となった。逸ノ城は2勝4敗。

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