宇良 初白星も相手が「本当に強い」幕内上位の“壁”を痛感
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「大相撲秋場所・4日目」(15日、両国国技館)
東前頭6枚目、人気業師の宇良(29)=木瀬=が千代翔馬(九重)を押し出して初白星を挙げた。低い当たりで先手を取って、相手の引きに乗じて一気に出た。
「勝てて良かった。流れに乗れた。この番付は(相手が)本当に強い。勝てないです」と幕内上位の圧力を実感。動き自体は初日から「問題ない」と言い、1勝3敗から巻き返していく。
宇良は2度の右膝手術で一時は序二段まで降下。長いリハビリを乗り越え昨年11月場所で十両に復帰。先場所21場所ぶり幕内復帰を果たし、4年ぶり幕内で勝ち越した。