かど番の大関貴景勝が今場所初勝利 照ノ富士は危なげなく無敗守る

 懸賞を手に引き揚げる貴景勝(撮影・開出牧)
 豊昇龍を突き落としで下した貴景勝(右)=撮影・出月俊成
 隆の勝を突き落としで下した正代(左)=撮影・出月俊成
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 「大相撲秋場所・4日目」(15日、両国国技館)

 新横綱の照ノ富士(伊勢ケ浜)は北勝富士(八角)に勝ち初日から4連勝とした。

 立ち合い前まわしを狙うもつかめず。土俵際から一度土俵中央まで戻されたが、体勢を崩すことはなかった。機を見ての引き落としで相手を土俵にはわせた。

 かど番の大関貴景勝(常盤山)は初日からの連敗を3でとめ、初白星をあげた。元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍(立浪)が相手。立ち合い当たってから引いたところを押し込まれたが、小手投げなどでしのぎ、突き落としで勝負を決めた。

 大関正代(時津風)は隆の勝(常盤山)を突き落として1敗を堅持。両関脇の御嶽海(出羽海)、明生(立浪)も勝利した。

 御嶽海に敗れた小結高安(田子ノ浦)は初日から4連敗。平幕では業師の宇良(木瀬)が千代翔馬(九重)に勝ち初白星。無敗は照ノ富士と平幕の千代の国(九重)、妙義龍(境川)、霧馬山(陸奥)。

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