丸川五輪相、学校連携観戦に成果強調「子供の心にレガシー残せた」

 丸川珠代五輪相(50)が10日、閣議後の定例会見を行った。東京五輪・パラリンピックにおいて「学校連携観戦」として参加した児童・生徒は約2万人と明かし「厳しい状況の中でも、子供たちの心にレガシーを残せたのは大変意義がある」との成果を強調した。

 新型コロナウイルス感染拡大によって、両大会は無観客で開催された。学校連携観戦は実施されたが、パラリンピック直前には辞退する自治体が続出。また、参加した学校からは後に感染者が判明した例もあった。

 それでも五輪には5000人、パラリンピックには1万5000人の児童・生徒が参加。「パラリンピアンの努力する姿に感動した」「メダルを獲って抱き合う瞬間、感動した」「努力する姿を見て自分も頑張ろうという気持ちになった」などの声が聞かれたと紹介し、丸川氏は「素直にアスリートの努力や輝きを受け止める言葉がたくさん届けられている。厳しい状況の中でも、子供たちの心にレガシーを残せたのは大変意義があることだったと考えている」と述べた。

 また、半年後には冬季北京大会も控えていることを踏まえ、「ぜひ今回の気づき、感動をきっかけにして、パラ教育を継続していただき、共生社会をつくる新しい子供たちのやわらかい心に生まれた価値観を大事に育てていただきたい」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス