丸川五輪相、パラ学校観戦中止相次ぐも「万全期して」 4万4千人参加予定

 丸川珠代五輪相(50)が27日、閣議後の定例会見を行った。

 24日に開幕した東京パラリンピックで、小中学生らに観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」がスタートしているものの、新型コロナウイルスの感染状況悪化により直前で断念する自治体も相次いでいる。前日時点で東京都から2万600人、千葉県で2万3100人、埼玉県で300人の計約4万4千人の小中学生が参加予定であることを明かし、「児童・生徒の感染対策として、会場内でのフィジカルディスタンスの確保、会場往復時の安全対策や円滑なアクセス手段の確保に加えて、熱中症対策にかかる必要な措置を、組織委員会が関係自治体と連携しながら万全を期していただけたら」と述べた。

 改めて大会の意義も強調。「誰もが自らの夢に向かって活躍する共生社会の実現、日本社会を大きく後押しする大会となることが期待される。世界からたくさんのパラアスリートをお迎えしており、障害の種別に関係なく全力でチャレンジしてベストを尽くすアスリートの姿を通じて、特に次の時代を生きる子供たちに、人間の持つ可能性について自分の意識を高め、多様性を認め合う心を育んでいただきたいという願いを持っている」と話した。

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