橋本会長「不公平五輪」に言葉濁す 豪州、台湾など野球予選辞退も「ルールに基づいて」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)は11日、都内で定例会見を行った。

 野球のメキシコで22日から開催予定の五輪最終予選を前に、台湾や豪州、中国が新型コロナウイルスの影響を考慮し、辞退を決定。わずか3チームによる最終予選となるなど、五輪の原則である公平公正である競争が崩れてきている。橋本会長は「より公平公正な形の中で予選が行われ、選ばれた選手が東京に集うのが素晴らしいが」とした上で「できない場合はIF(国際連盟)のルールに基づいて決められる。それぞれのルールで決めていただいて、それがより公平なものと感じていただけることが重要」と話すに止めた。

 また、事前キャンプが続々と中止となり、本大会に向けて調整面でも、これまでの五輪以上に“不公平”な状況が生まれかねない事態となっているが、「準備をしていても相手がきていただけなくなることがある。その後何ができるかを考えながら…」と言葉を濁した。

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