大関復帰目指す照ノ富士が6勝目 難敵・御嶽海を一方的に寄り切る

御嶽海(左)を攻める照ノ富士=両国国技館(撮影・堀内翔)
宝富士に勝利した高安(右)を見つめる照ノ富士=両国国技館(撮影・堀内翔)
御嶽海(左)を寄り切りで破る照ノ富士=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 「大相撲春場所・7日目」(20日、両国国技館)

 今場所後の大関復帰を目指す関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)は小結御嶽海(出羽海)を寄り切り、6勝1敗とした。御嶽海は4敗目。

 立ち合い、まわしをがっちりととると、力強く引きつけながら前へ出た。優勝2回の相手を難なく退けた。

 照ノ富士は小結で臨んだ2場所前の昨年11月場所で13勝。初場所は関脇で11勝と三役で24勝を挙げている。大関昇進のために必要な勝利数に具体的な規定はないが、直近3場所の合計勝ち星が33勝が目安とはされている。ただ、直近場所の勝利数や内容といった印象面も重視されるため、一つでも多く勝っておきたい。

 8日目は照ノ富士が小結高安(田子ノ浦)と、御嶽海は宝富士(伊勢ケ浜)と対戦する。

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