元安美錦の安治川親方「古くから続いてきた相撲を次の世代に」早大大学院入学理由明かす
元関脇安美錦の安治川親方が27日、自身のブログを更新。「この四月から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程1年制に入学しました。」とあらためてファンに報告した。
大学院で勉強する理由を「相撲を様々な視点で研究していきたい気持ち。古くから続いてきた相撲を、次の世代に繋いでいくため。コロナ禍の中、自分に何が出来るかと考えたときに座学で学ぶことが大事だと思い、スポーツ科学研究科の門をたたきました。」と説明した。
さらに「現役時代から相撲界で学んだことを基に、相撲を通して社会に貢献する為に、また更に自分を高める為に頑張ります。」と意気込みを示している。
安治川親方は現役時代は技巧派としてならし、関取在位117場所は魁皇と並び歴代1位。2019年名古屋場所限りで引退した。技能賞6回、敢闘賞2回、殊勲賞4回受賞。金星も8個獲得した。
今後は学業と指導の二刀流を目指すにあたって「大変な1年になりますが、家族も応援してくれているので頑張ります。学生生活の様子もブログで報告できればと思います。」とつづっている。