森会長「老人が悪い、極めて不愉快」辞任表明がロングトーク

 東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会で辞任を表明し、一礼する森喜朗会長(代表撮影)
 東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会で、辞任を表明する森喜朗会長(中央)=代表撮影
 東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会で辞任を表明する森喜朗会長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、都内で行われた組織委の会議で女性蔑視ととられる発言の責任を取り辞任を表明した。午後3時、会議冒頭に「報道のとおり、今日を持ちまして会長を辞任いたそうと思います。五輪を開催するための準備に私がいることが妨げであってはならない」と述べた。

 一方で、その後「思い起こしますと8年前…」と、これまでの活動や思い出話がはじまり、ときおり笑顔でなつかしそうに振り返る場面もあり、15分にわたって“森節”が続いた。

 「私がいる限り、ご迷惑を掛けるということになったのでは、これまでの努力が全く無になってしまう」としたうえで、「誰かが老害、老害と言いましたけれども、年寄りは去れというのは、どうもいい言葉じゃない。老人もやっぱり日本の国のために、世界のために頑張ってきているわけですから、老人が悪いかのような表現をされるのは極めて不愉快な話であります」と述べる場面もあった。

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