84歳・川淵氏の年齢批判に識者が反論「IOCはあらゆる差別に反対するって…」

 スポーツジャーナリストの二宮清純氏が12日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。辞意を固めた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任が決定的な、日本サッカー協会元会長で東京五輪選手村村長・川淵三郎氏(84)に年齢の不安が出ていることについて「年齢だけで否定するのは引っかかりを感じる」と批判した。

 約30年にわたって川淵氏を取材してきた二宮氏は「老人批判もありますが、あえて申し上げますが、IOCはあらゆる差別に反対するっていうことを考えれば、老人だからダメだっていうのは変な理屈。川淵さんは84歳ではありますが、頭非常にシャープ。まだキレッキレのところあります。この国の政府は人生100年時代っていってるわけですから、年齢だけで否定するのは引っかかりを感じる」と持論を展開した。

 川淵氏は64年東京五輪にサッカー日本代表として出場。Jリーグを立ち上げて初代チェアマンとなり、日韓サッカーW杯招致に尽力し、15年には専門外のバスケットボール、Bリーグ発足にも尽力している。

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