森喜朗会長 逆風東京五輪も「今年難しいとは口が裂けても言えない」講演会で

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、都内で「さあ、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックだ。」との演題で講演会を行った。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、今月に入り、2度目の緊急事態宣言が発令。先週末の行われた複数の世論調査で、東京大会に対して、中止もしくは再延期で今年の開催に否定的な声が8割に達するなど、逆風が吹き荒れる中だが、「何がどうなるか分からない。五輪に対してどういう判断が下されるかも分からない」と話した上で「私の立場では、今年難しいとは口が裂けても言えない。言えば、夕方のニュースから明日の朝刊に、“弱気”“難色”って出るだろう。それが世界中に広まる」と、自戒するように話した。講演会前に行われた組織委員会の年頭あいさつでは「私がここで考え込んだり、迷ったりすれば、すべてに影響する。あくまで進めていく。これが私の最後の仕事。天命」と、話していた。

 世論調査の結果にも言及し、「開催すべきが1月の調査で14%、12月から半減した。再延期は1月が44%で12月は32・2%だった。ただ、再延期というのは開催するべきだという声。58%が開催してほしいという意見だ」と、強調した。

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