元朝赤龍の新高砂親方が始動「横綱を育てたい」

 大相撲の高砂部屋が9日、先代師匠の7代高砂(元大関朝潮、現錦島親方)が定年を迎え、新師匠、8代高砂親方(元関脇朝赤龍)の下、新たな出発を切った。

 この日の稽古後、新師匠は「部屋の師匠になったのでね、稽古をしっかりさせてね、けがしない、先代のような強い力士をね。体を作ってあげて。入門した頃から先代の師匠に指導していただいて、いろいろ学んできた。学んだことを後輩たち、弟子たちに伝えていく」と決意表明した。

 自身も現役中は故障に泣いただけに、まずはけがをしない体作り。「しっかり筋肉つけてけがをしないような対策をとっていかせたい。もちろん当然、横綱を育てたいという気持ちもある。それも大事なこと」と力を込めた。

 弟弟子の大関朝乃山(高砂)とも力を合わせ、部屋を盛り上げていく。「大関もいるし、下位の力士もいるし。今まで以上に部屋を挙げて頑張っていかないといけない。(大関には)もう一つ上の番付あるし、上の番付目指させて。今はまず稽古が一番じゃないですか」と、期待した。

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