貴景勝 出稽古解禁で正代と豪華競演 6勝4敗に「自分の相撲を磨いていきたい」

ぶつかり稽古を行った貴景勝
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 大相撲の大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が16日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まった合同稽古に参加し、新大関正代(時津風)といきなり三番稽古(同じ相手と続けて何番も取る)で豪華競演した。

 新型コロナウイルスの影響で禁止が続いた出稽古が7カ月ぶり解禁。「なかなか貴重な経験なので、しっかり自分のものにしたいなと思います。3月前からやってなかったので貴重な経験だし、せっかくやれるチャンスなので無駄にしないようにやっていきたい」と充実の表情だった。

 正代を指名し、申し合いも含め6勝4敗。低い立ち合いから出足一気の押し出しは馬力十分で、何度も先輩大関としての貫禄を見せた。「なかなか今までそういう機会は、巡業はありましたけど、なかなかない経験なのでしっかり自分の相撲を磨いていきたいですね」とうなずいた。

 番数を重ねても息が上がらず、部屋での稽古が充実し、体ができあがっている様子。「まあ、また本場所と稽古場は違うものもあるし、また稽古場で体をつくっていって、また11月場所へ一番いい自分をつくっていって迎えられたらなと思います」と気合十分だ。

 大相撲にとって出稽古の再開は一歩前進。「協会とみんなが一丸とならないとできなかったと思うし、感謝して(いく)。こういう出稽古を、きちっと対策した上でできてると思うので本当にありがたいと思ったし、改めて出稽古、みんながこういう風に集まって稽古できるというのはありがたいことだと思ってます」と語っていた。

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