大相撲・正代 合同稽古「みんなとワイワイしたい、申し合いでいいです」

若い衆と相撲を取る正代(左)
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 大相撲秋場所で初優勝し新大関に昇進した正代(28)=時津風=が15日、都内の部屋で若い衆相手に相撲を取る稽古を再開した。16日から両国国技館内の相撲教習所で始まる合同稽古へ向け、準備を整えた。

 幕下時栄、吉井ら相手に計9番で全勝。時栄には土俵際、左上手投げで逆転するなど、攻め込まれる場面も何度かあった。「ちょっと体がきつかった。とりあえず感触を確かめるようにと。(強度は)僕の中ではフルでやっているんですけど、ちょっと体が思うように動かないなと。うーん、ちょっとイメージと体がついてこないというか」と取り始めでまだしっくり来ない様子で話した。

 16日から3月の春場所前以来、7カ月ぶり“出稽古の解禁”。参加はするものの、相撲を取るのは体の状態を見ながらになる。「どういう雰囲気なのか僕も分からないので行ってみないと。もしかしたら体と相談して途中抜けるかもしれないですけど、それはちょっと分からない。行って(相撲を)取らないってできるんですかね?取りはすると思うんですけど。僕も(今日)いきなり相撲を取っているので」と話した。

 大関となれば関取を指名し、三番稽古(同じ相手と続けて取る)を行うことも可能。「いや僕はみんなとワイワイしたい。1人だけ残ってというのは、ちょっと。僕の中では申し合いでいいです。そういうのも(行ってみないと)分からないので。自分のペースでやりますよ。自分1人だけ(土俵に)入って回すというのは…」と、これまで通り申し合いを希望した。

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