多忙すぎる森喜朗会長にネットで心配の声「顔色が悪すぎる」着用否定のマスク姿にも

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(82)と武藤敏郎事務総長(76)が30日、新型コロナウイルス感染拡大にともない、1年間の延期が決まった東京2020大会の新日程についてIOCと合意したことを受けて、都内で会見した。新日程では五輪が2021年7月23日に開幕し、8月8日に閉幕。従来の開幕日だった今年の7月24日から、364日の延期となった。パラリンピックは8月24日開幕し、9月5日閉幕となる。IOCは臨時理事会を開催し、これを承認した。

 1年の延期発表から、わずか6日で、新日程が決定。陣頭指揮をとってきた森会長は「神頼みみたいなところはあるが、そうした気持ちが必ず通じていくんじゃないかと思って、来年夏の開催へ不退転の決意で臨むしかない」と、大会の成功を誓った。

 一方、インターネット上では多忙すぎる82歳の様子を心配する声が相次いだ。15年に肺がんを患い、現在も闘病を続ける身。新型コロナウイルスの感染拡大にともない、延期論が相次いだ時には火消しに奔走し、延期決定後も会見やテレビ出演などで組織委の考えを示してきた元首相。疲れも見えた、この日の会見の様子に「森さん顔色が悪すぎる。大丈夫か」、「唇の色がかなり悪いのが気になる。ご自分のご健康を大切にしてください」などの声が並んだ。

 また、新型コロナウイルスが問題となってきた当初、「私はマスクをしないで最後まで頑張る」と話していたが、この日はマスク姿で登壇。「森喜朗がマスクしているということは緊急事態なのでは」と、指摘する声もあった。

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