ラグビー協会・森会長、五輪延期で福岡堅樹を引き留めへ 医師目指し今季で引退予定

 日本ラグビー協会の森重隆会長(68)が26日に都内で取材に応じ、7人制で東京五輪出場を目指し、その後は医師になるため2020年限りで現役引退を発表しているWTB福岡堅樹(27)=パナソニック=へ「電話して聞いてみないと」と引き留めを試みることを明かした。

 東京五輪延期で7人制強化方針は白紙となった。福岡は25日まで7人制代表候補の熊谷合宿に参加していた。森会長は「長い人生だから1年くらい、いいじゃない」。本来なら今季限りで引退とするはずだが「お前はどうするんだ」と福岡高時代のまな弟子の参戦を迫るとした。

 現役続行を選ぶのか、昨年のW杯で日本を8強に導いた立役者の決断に注目が集まる。前回のリオ五輪でメダルを逃した悔しさを晴らすためにも東京五輪参戦を心待ちにするのは恩師だけではない。

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