桃田賢斗 事故後、朴HCに「僕はまだバドミントンができますか?」現地紙報じる

 遠征先のマレーシア・クアラルンプールで交通事故に巻き込まれ負傷したバドミントン世界王者の桃田賢斗(25)=NTT東日本=について、現地英字紙の「The Star」電子板は14日、日本代表の朴柱奉ヘッドコーチ(HC)が語った事故後の状況を報じた。

 同紙によると、朴HCは日本に帰国する桃田たちを見送った30分後に事故の連絡を受け、すぐに事故現場に駆けつけたという。朴HCは「すでに救助はきていたが、当時の恐怖については説明できない。桃田は呆然としていて、みんなとても動揺していた」と、振り返った。

 その後、桃田らは病院に搬送。顔に複数の裂傷を負い、全身打撲と診断された。桃田は容態が安定した後、朴HCに「僕はまだバドミントンができますか?」と尋ねたという。同HCは「寝て回復すれば大丈夫だ」と、答えたという。

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