八村と渡辺 NBA史上初めて日本人競演が実現

試合前に抱き合うウィザーズの八村(奥)とグリズリーズの渡辺=メンフィス(共同)
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 「NBA、グリズリーズ-ウィザーズ」(14日、メンフィス)

 ウィザーズの八村塁(21)は開幕から24試合連続でスタメン出場。前半は16分13秒プレーして、3点シュート1本を含む8得点、3リバウンド。グリズリーズはツーウェイ契約を結ぶ渡辺雄太(25)が第2クォーター残り10分13秒からコートに立ち、同7分42秒に再出場した八村とNBA史上初めて日本人競演を実現させた。試合はウィザーズが54-69で折り返した。

 八村は10日のホーネッツ戦は33分の出場で18得点、12リバウンドをマーク。開幕戦10月23日のマーベリックス戦以来、2度目となる2部門で2桁を記録するダブルダブルを達成した。しかし、勝利にはつながらず、チームは3連敗を喫した。

 開幕から24戦連続でスタメンに起用されたこの日の八村は開始2分に左手でランニングシュートを決め、同6分にはゴール下で粘って加点。第1Qは8分31秒プレーして4得点、3リバウンドだった。

 夢の競演が実現したのは第2Qだ。第1Qは出番のなかった渡辺が残り10分13秒から出場すると、その約2分後の同7分42秒に八村がコートイン。同6分45秒にはディフェンスのスイッチから二人のマッチアップが実現し、八村のジャンプショットを渡辺がチェックする場面もあった。

 7日のジャズ戦で3分53秒プレーして以来、4戦ぶり4度目の出場となった渡辺は1リバウンドを記録。同6分33秒にベンチに下がり、前半の出場時間は3分40秒だった。

 ウィザーズの公式ツイッターには「メンフィスで再会!」の文字とともに試合前のコートで2人が満面笑みでじゃれ合う様子を収めた動画が投稿された。

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