ロシアのザギトワが引退示唆 17歳、活動停止を表明

 【モスクワ共同】フィギュアスケート女子で2018年平昌冬季五輪金メダルのロシアのアリーナ・ザギトワ(17)は13日、同国の政府系テレビ「第1チャンネル」の番組で、選手としての活動を停止すると表明した。今後も練習は続けアイスショーには出るが「私は既に勝利した。人生の全てを手にしている」と発言。事実上の引退宣言と受け取られている。

 ザギトワは今月末のロシア選手権に出ないと明言。「ロシアのスケート界は若年化が進んでいる」と話し、自分より若い選手の台頭が決断の背景にあることを示唆した。

 ザギトワは15歳で出場した平昌五輪で、史上2番目の若さで頂点に立った。

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