正代が鶴竜の胸借り泥まみれ 地元・熊本県で奮闘「三役にまた戻れるように」

 大相撲冬巡業が4日、熊本県人吉市で行われ、同県宇土市出身の平幕正代(28)=時津風=が盛り上げた。横綱鶴竜(陸奥)の胸を借り、6分のぶつかり稽古。首を抑えられ、何度も土俵に転がされて泥まみれ。会場から拍手と「頑張れー」のコールを背に、何度も横綱の胸に飛び込んだ。

 関取衆との申し合いでは2勝3敗ながら、朝乃山(高砂)を速攻で寄り切るなど相撲巧者の実力も発揮。「お客さんの喜んでくれる元気のある相撲が取れたら」と力を込めた。

 熊本地震の被災地を常に気にかけてきた。「僕の相撲を見て元気を取り戻してもらえたら」と、故郷のためにも勝つ。九州場所はプロ入り以来、すべて勝ち越し。先場所も11勝を挙げ、敢闘賞を獲得し、見事、故郷に凱旋した。

 「勝ち越して地元に戻れてうれしい」とかみしめた。

 学生横綱で三役までスピード出世したが、伸び悩んだ。今年は春、秋場所で9連敗を喫し、悔し涙を流した。後輩らにも出世で先を越され、危機感はいっぱいだ。

 「若い子が増えてきて負けたくない気持ちがある。三役にまた戻れるように。来年1年いい年になるようにスタートダッシュを決められたら」と、抱負を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス