荒磯親方 ペナルティ・ヒデらとトークショー 現役時代の秘話を冗舌に

商業施設でトークショーを行った(左から)ペナルティ・ヒデ、荒磯親方、フルーツポンチ
3枚

 大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が30日、千葉県内の商業施設でお笑い芸人のペナルティ・ヒデ、フルーツポンチとともにトークショーに参加。現役時代の秘話などを冗舌に語った。

 17年1月の初場所で初優勝し、横綱に昇進。日本中に稀勢の里フィーバーを巻き起こした。初優勝までの道のりに「準優勝(優勝次点)が12回あった。29歳で優勝したけど、場所が終わった月曜日は本当に嫌だった」と、苦笑いした。

 稽古後には氷入りの水風呂に30分も入っていたことも明かした。「肉体的にも頭も熱くなっていて、そうしないと冷めない。氷風呂に入るとどこが疲れているか、痛いかも分かる」と、まさに全身全霊の相撲人生だった。

 ライバルの存在はやはり最強横綱の白鵬(宮城野)を挙げた。「白鵬関に勝てないと横綱に上がれない。優勝できないと思っていた」と本音。17年初場所では14日目に初優勝を決め、千秋楽が白鵬戦だった。「ここで負けるとずっと負けが続く」と勝負にこだわり、14日目の祝賀会などはすべて断って白鵬戦に備えた。見事、すくい投げで勝利し、初優勝に花を添えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス