フィギュア ペア結成3カ月の三浦・木原組が大喜びの5位「組んで本当によかった」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(23日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位発進の三浦璃来(17)、木原龍一(27)=ともに木下グループ=組は117・53点の合計179・94点で5位に食い込んだ。

 得点を見ると、ガッツポーズが止まらなかった。2人は互いに目を見合わせ、驚きの表情。ミスはありながらも、今シーズンの目標だった115点を早速クリアし「やったー」と声が弾んだ。

 2人とも元シングルスケーター。木原は2013年、三浦は15年からペア競技を始めた。木原はソチ、平昌五輪に出場。しかし「最下位ばかりで、向いてないんじゃないかと思っていた」と振り返り、夏までは「最近スケート楽しくないなと、シングルとして国体に出て、辞めようかなと思っていた」という。

 新ペア結成の話が舞い込んだのは、そんなさなか。一緒に滑ってみると、不思議と息が合った。「ビックリするような滑りができた。素晴らしいパートナーに出会えた」と木原。三浦も「組んで本当によかった」とにっこり笑顔を浮かべた。

 「今回も出場選手を見て『また最下位か』と思ってた」と冗談っぽく笑った木原だが「まだ一緒に滑り始めて3カ月なので。いい練習ができている」と手応えは十分。三浦も「まだ最高の最高のできとは言えないので。(今日の結果を)超していけるよう頑張りたい」と今後を見据えた。

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