羽生結弦“集中型”でNHK杯へ入念調整 4回転は9本着氷

公式練習中に笑顔を見せる羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(22日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 公式練習が21日、本番会場で行われ、男子はGP今季2連勝を目指す羽生結弦(24)=ANA、島田高志郎(18)=木下グループ、山本草太(19)=中京大=が参加した。羽生は、ループ、サルコー、トーループの3種類の4回転を計9本着氷するなど、まずまずの仕上がりで調整を終えた。

 フリー「Origin」の曲かけでは、冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコー、3回転ルッツ、4回転トーループを決めた。しかし演技終盤の3連続ジャンプで着氷が乱れ、トリプルアクセル(3回転半)が1回転半になるなどミスが続いた。

 その後はほとんどジャンプを跳ばず。トリプルアクセルからの連続ジャンプ、SPの演技開始の姿勢から振り付けを通しての4回転サルコー、4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプだけの“集中型”で調整し、オーサーコーチらと話し込む時間も長かった。練習時間の終盤は入念にステップを刻み、氷の感覚を確かめた。

 男子SPは22日午後7時5分から行われ、11番滑走の羽生は8時26分頃登場予定。同会場で行われた16年大会以来3年ぶりの優勝を目指す。

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