9月29日の引退相撲でまげに別れを告げた大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が25日、東京都内のイベントに出席し「自分でセットするのは、ざんばら髪だった新弟子以来。なじんできた」とオールバック風の髪形に照れ笑いした。
茨城県の情報発信拠点となる「アンテナショップ」で同県の大井川和彦知事とトークショーに臨んだ荒磯親方。台風19号で被災した故郷に心を痛め「もう力士として元気を与えることはできないが、つらい現状を感じている。一日も早い復旧を心から祈っている」と話す。イベントでは地元の豚肉や果物を試食し「自分は茨城のものをたくさん食べて体が強くなった」とPRしていた。