豪栄道「量より質」ぶつかり稽古でじっくり汗

ぶつかり稽古で十両力士に胸を出す豪栄道(中央)
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 大相撲秋巡業が19日、大阪府門真市で行われ、大阪出身、大関豪栄道(33)=境川=がなにわファンの大声援を浴びた。十両隆の勝(千賀ノ浦)、魁勝(浅香山)のぶつかり稽古に積極的に胸を出し、15分、土俵でじっくり汗を流した。

 「普段、受ける相撲は少ないから、いい刺激になる」と満足げ。ベテランの域に達し、稽古は「量より質」に変わってきた。ただ「30歳くらいまでは30、40番は当たり前だった」と若い頃の猛稽古の貯金でまだまだ若手の壁になるつもり。地元ファンに応えるためにも、16年秋場所以来、2度目の優勝を目指す。

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