ドーピング検査妨害疑惑の孫楊が男子400m自由形王者 2位選手は表彰台上がらず

男子400メートル自由形で優勝し、喜ぶ中国の孫楊=光州(共同)
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 「競泳・世界選手権」(21日、光州)

 男子400メートル自由形が行われ、ドーピング検査妨害疑惑が浮上している孫楊(中国)が3分42秒44で優勝した。リオ五輪金メダリストのマック・ホートン(オーストラリア)が3分43秒17で銀メダルを獲得したが、試合後は表彰台に上がらず。メダルを持つことも、ポーズを取ることもせず、仁王立ちで“拒否”した。

 このホートンの対応について、試合後の記者会見で通訳を通じて問われた孫楊は「うわさについては知っているけれど、自分はただ、自分自身の泳ぎに集中することだけだった」と返答した。

 孫楊は自由形を専門とし、多くの五輪金メダルを獲得している中国のスター選手。昨年9月の抜き打ち検査で警備員とともに血液サンプルを金づちで破壊するなど妨害したことが報じられている。また2014年にドーピング検査で陽性反応が出た経歴を持っている。

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