張本氏 体重無差別の柔道全日本選手権に「なんでこういう競技をやるのかね?」

 野球解説者の張本勲氏(78)が5日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、体重無差別で開催される柔道の全日本選手権を「なんでこういう競技をやるのかね?私は不思議でしょうがない」といぶかった。

 4月29日に開催された今年の全日本は、ウルフ アロンが加藤博剛を決勝で破って初優勝した。

 張本氏はウルフに「あっぱれ」を贈ったものの、「なんでこういう競技をやるのかね?私は不思議でしょうがない」と無差別での開催をいぶかり、「だって60キロでしょ?一番軽いのは。上は100キロ以上でしょ?これで無差別でやれば、ケガするんじゃないかと心配なんだよねえ」と、軽い階級の選手を案じた。

 張本氏の疑問に対してアテネ五輪100キロ超級金メダリストで全日本でも4回優勝している鈴木桂治氏(38)は「全日本選手権っていうのはだいぶ昔からあって、当時からずっと無差別級で行われていまして。柔道の面白さっていうのは、相手の力を利用して投げることであったりとか、小さい人が大きい人を投げることもできるというのが唯一、柔道の魅力。その伝統と文化をこのまま残して、大会として今も行っていますので」と、無差別で開催する意義を説明していた。

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