羽生 除幕式でみせた実直さ 幕を回収する姿に「自分で片付ける人見たことない」

記者会見で笑顔を見せる羽生結弦(撮影・開出牧)
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 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた羽生結弦(24)=ANA=が20日、自身の功績がたたえられ、地元仙台に設置されることになったモニュメントのデザイン発表式に出席した。

 羽生は黒のスーツ姿で登場。郡和子市長らから「おかえりなさい」と迎えられ、穏やかな笑顔を浮かべた。多くの関係者やファンに対して感謝の言葉を述べた上で、羽生は「荒川さんの隣に自分が2人並ぶのはとても恐縮ですが、2連覇したんだなと思うと、とても感慨深い思い」とあいさつ。モニュメントと同じ「SEIMEI」のポーズを決め、会場を沸かせた。

 羽生が除幕式で見せたある姿に、称賛の声が上がった。市長らとともに除幕した後、羽生は自ら率先して落ちた幕を拾いあげた。主賓のまさかの行動に、市長らが慌てて幕を受け取る場面も。五輪王者の実直さにネット上では「さすが羽生結弦」、「除幕式で自分で片付ける人見たことない」、「人柄が出ている」と、その品格を絶賛する声が相次いだ。

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