引退・豪風、思い出の一番は安馬とのデビュー戦「後に横綱に登りつめる人と」

引退会見を終え、花束を手に頭を下げる豪風=東京都墨田区の第一ホテル両国(撮影・出月俊成)
2枚

 大相撲元関脇の豪風(39)=尾車部屋、本名・成田旭=が23日、都内で引退会見を行った。学生横綱から02年5月に幕下付け出しでデビューし、100場所に出場して生涯戦績は687勝746敗。17年間の大相撲人生で最も思い出深い一番として、デビュー戦の02年夏場所での安馬戦を挙げた。

 思い出の一番について質問が及ぶと、にやっと笑った。「聞かれると思って考えてきたが、自分も相手も一生懸命で相手もいることなので、これだという一番は挙げづらい」と前置きしつつ、「デビュー(場所)の一番最初の相撲。アマチュアとは土俵上の所作とかで違いがあって、戸惑いながら勝った一番最初の相撲ですね」と02年夏場所2日目の安馬(元横綱日馬富士)戦を挙げた。「後に横綱に登りつめる人と当たった一番」と、寄り切りで白星を挙げた取り組みを懐かしそうに振り返った。

 もう一つは、09年九州場所での把瑠都戦(当時大関)に押し出しで勝った取り組みを挙げた。「小よく大を制すではないが、(師匠に)教えていただいた相撲を取れた一番だと思う。いい当たりができて相手を起こして、中に入って相手を押し切る相撲。時間は短かったが、自分の相撲が凝縮した一番だった」と、会心の一番を自薦した。

 171センチという小柄な体で17年も戦ってきた。「自分の体でどういう相撲を取れるかを考えて今まで過ごしてきた。大相撲では充実した素晴らしい時間を過ごさせていただいた」と、すがすがしく振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス