元稀勢の里の荒磯親方が“親方デビュー”「すっきり寝られた」自虐ジョークも

 「大相撲初場所・5日目」(17日、両国国技館)

 16日に現役を引退した元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が東京・両国国技館を訪れ、協会の各部署にあいさつ回りし、“親方デビュー”した。

 午後1時過ぎ、羽織はかま姿で登場。まずは八角理事長(元横綱北勝海)の部屋を訪れ、「これからの人生が長い」とねぎらわれた。広報室、入場口など移動するごとに人が殺到し大混乱に陥った。

 取組はもう見られなくなったが、“時の人”に出会えたことにファンも感激。「かっこいい」、「頑張って」、「お疲れ様」、「牛久の星」など大声援がやまなかった。

 約50分、国技館中を歩いた新米親方は「国技館の2階に行くことはなかったし、最近は1階にも行くことはなかった。(ファンの声援は)いつも支えてもらった。うれしかった」と笑みを浮かべた。

 引退会見し、前夜は「すっきり寝られた」と吹っ切れた様子。「土俵に上がれないのはさみしい気持ちはあるけどこれからまた新しいスタート。一歩一歩進んでいきたい」と、話した。場所中に稽古をしない気持ちを問われると「休場が多かったからね」と、自虐ジョークで笑わせた。

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