宇野昌磨【一問一答】「変な言葉になるけど、ケガに感謝したい」逆境克服し3連覇

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、東和薬品ラクタブドーム)

 男子フリーが行われ、SP首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー187・04点、合計289・10点で3連覇を達成した。SPが行われた22日朝に右足首を捻挫。当初は歩くこともままならなかったというが、治療や演技構成変更など周囲のサポートや工夫の末に勝ち切った。記者会見では「変な言葉になるけど、ケガに感謝したい」と語り、成長をうかがわせた。以下、記者会見の一問一答の要旨。

 (大会を振り返り)「SP、フリーとも、自分を信じる演技ができた。変な言葉になるけど、ケガに感謝したい」

 -この試合が今後にどうつながるか。

宇野「今年のテーマとして自分を信じる。(これを)掲げながらなかなか成し遂げられない、難しいなと悩んでいたけど、アクシデントの中だからこそ信じられた。この経験を生かせられたらなと思っています」

 -高橋大輔選手と一緒に滑った影響は。

 宇野「今回は自分のケガで頭がいっぱいで、他に何も考えられなかった。僕が決めることじゃないですけど、来年あったら、一緒に滑っているところを堪能したいです(笑)」

 会見前の取材には「6分間ではなく、SP当日の公式練習前のアップで強く足をひねった」と明かしていた。「選手生命に関わることではないと思ってフリーは出た」と決断。「最初は歩くことも難しかったけど、トレーナーさんや心配してくださる皆さんのおかげでできた」とスタッフらに感謝していた。

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