2024年パリ五輪組織委員会のエスタンゲ会長が29日、東京都内で取材に応じ、20年12月に正式決定する開催都市提案の追加種目は「20年東京五輪から継続性はあるものの、必ずしも同じである必要はない」との考えを明らかにした。東京五輪では野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミング、スケートボード、サーフィンの5種目が選ばれた。
フランスでの伝統や人気、国際オリンピック委員会(IOC)が重視する若者へのアピール度などを考慮する見通しという。経費削減のため「追加種目のために会場を新設しないことも条件だ」と述べた。