トゥクタミシェワの妖艶CAエキシビはNHK仕様?布地増に“アクシデント”対策も
「フィギュアスケート・NHK杯」(11日、広島県立総合体育館)
上位選手によるエキシビションが行われ、女子シングル3位で、GPファイナル進出を決めたエリザベータ・トゥクタミシェワ(21)=ロシア=は、過激な内容で話題のプログラム、ブリトニー・スピアーズの「トキシック」を披露した。ただ、公共放送であるNHKの冠大会ということもあり、スケートカナダとは違う“アクシデント対策”が施されていた。
キャビンアテンダント(CA)風の胸もとが開けた衣装で登場。「皆さん、コンニチワ。この飛行機の機長のエリザベータ・トゥクタミシェワです。この飛行機はサンクトペテルブルク発広島行きです」と、トゥクタミシェワ自身の日本語のアナウンスが流れた。クリムキンイーグルとともに上着を脱ぎ捨て、下着のような衣装になると、会場は興奮のるつぼに。SP首位の段階から「あれはNHK的にセーフなんだろうか」と、公共放送の冠大会での披露を不安視する声もあったが、無事完遂した。
ただ、実は衣装はスケートカナダからマイナーチェンジされていた。下着風の衣装の布地はやや増え、肩ひもは“間違い”が起こらないように背中でクロスする形のものに-。生中継もあっただけに、万全の対策が施されていた。