鶴竜、右膝の回復間に合わず無念の休場

 「大相撲九州場所」(11日初日、福岡国際センター)

 取組編成会議前日の8日、横綱白鵬(33)=宮城野=が手術した右膝の回復が間に合わず休場を表明、横綱鶴竜(33)=井筒=も右足首の不安で無念の休場となった。

 鶴竜は秋巡業中から古傷の右足首痛を抱えており、7日に病院で「右距踵(きょしゅ)関節損傷で2週間の安静加療を要する見込み」と診断された。この日も時津風部屋に出稽古するなど、出場を模索したが、15日間出場は困難と判断。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「きょう稽古終わりに『出られる状態じゃない』と言ってきた」と明かした。年間最多勝争いで大関栃ノ心と並び51勝でトップだったが、初の1位は絶望的となった。

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