スピードスケート長島圭一郎と菊池彩花が結婚 メダリスト夫婦誕生、大けがきっかけに

 スピードスケートのバンクーバー五輪男子500メートル銀メダリストの長島圭一郎(36)と、平昌五輪女子団体追い抜き金メダルメンバーの菊池彩花(31)が5日、日本スケート連盟を通じて、10月23日に入籍したことを発表した。ともに昨季限りで引退し、長島はショートトラックのヘッドコーチ、菊池がスピードスケートのアシスタントコーチを務めている。

 長島は「お互い新米コーチでありまだまだ未熟な私たちですが、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます」、菊池も「この度かねてからお付き合いしておりました、長島圭一郎さんと結婚した事をご報告させていただきます」と、報告した。

 きっかけは2016年8月の大けがだった。菊池は練習中に転倒し、スケートの歯で右足の腱を断裂。五輪出場が危ぶまれた中、支えてくれたのが長島だったという。菊池は「私が選手生命に脅かされる大怪我をした時に一番近くで支えてくれたのは彼でした。時に厳しく、時に優しく私を成長させてくれる大切な存在です。お互いに支えあいながら、これからの人生を共に歩んでいきたいと思います」と、結んだ。

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