高橋大輔 西日本制覇で全日本選手権出場決定
「フィギュアスケート・西日本選手権」(4日、日本ガイシアリーナ)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進した高橋大輔(32)=関大KFSC=は、フリー161・11点の合計244・67点で優勝し、目標だった12月の全日本選手権(大阪)出場を決めた。
演技序盤でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-3回転トーループの連続ジャンプを着氷。その後も体勢を崩す場面はあったが、なんとか耐え切り演技をまとめた。
復帰初戦となった近畿選手権のフリーは、転倒や回転不足が重なる不本意な演技で118・54点の合計195・82点。そこから約1カ月で調整し、大きく得点を伸ばした。最大の目標は全日本選手権で、上位6人のみが滑れる最終グループに入ること。4回転ジャンプも少なくとも1本は入れたい意向を持っており、ここからさらに状態を仕上げていくつもりだ。